”太ももの隙間”がほしい人におすすめ。太ももコンプレックスを克服する方法。

わたしがあこがれていたもの。
ずっとずっとほしくてたまらなかったもの。

それは

”太ももの隙間”

足が太いことが、
体型の中でも、
最大のコンプレックスだった。

クマさん柄のハイソックスを履けば、
クマさんがびょーんと伸びて、
「クマさんがブタさんになってるやん(笑)」
とからかわれた思春期。

ロングブーツがほしくて、
試着してみたら、
足が太いせいで
ブーツのチャックがあがらず、
店員さんに苦笑された思春期。


そんな数々の苦くて恥ずかしい思い出。

今でも時折思い出しては、
胸がジクジク痛む。

あいつらまじ許さんからな(´・ω・`)

股擦れが恥ずかしい

太ももの隙間にあこがれるようになった、
もう一つの大きな原因は、
”股擦れ”

あれはそう…

クマさん事件、
ロングブーツ事件よりも
もっと昔の幼いころ、
「太ももが太いと、
股擦れも起こすから辛いやろ?」
と家族から心配された。

余計なお世話だこの野郎(´・ω・`)

そのときはじめて、
”股擦れ”という単語を知った。

「そっか、わたしみたいに太いと
そんな恥ずかしいことになるんやな…」
と幼心に自分の足の太さを呪った。

このときわたしは、
自分がぽっちゃり体型であることに
気がつきはじめていた年頃。

ゆえに、純粋だったわたしは、
”自分は股擦れを起こすくらい太っている”
とすっかり思い込んでしまった。

今振り返ると、
そこまで太くなかったと思うんやけどなー。

思い込みって恐ろしい。

隙間への執着

いつのころからか、
鏡の前で足を引っ付けて立ち、
太ももに隙間があるかチェックするようになった。

隙間があれば安堵し、
隙間なければ
”太った。やせなきゃ。”
と強迫観念が襲ってくる。

この習慣は、
10年以上続いた。

体感としては、
BMIが16以下くらいになると、
わりと広めの隙間ができて、
17以上になると、
段々狭くなってくる印象である。

とはいえ、BMI16以下というと、
拒食症の診断基準でいうと、
アウト―!!!な数字。

病的に痩せるか、
はたまた太ももの隙間を手に入れるかの二択。

この葛藤が数年続いていた。

隙間コンプレックスを克服するまで

この状態は
精神衛生上よくないと、
さすがのわたしも気がつきだす。

隙間コンプレックスをなんとか克服しようと、
思い当たることを片っぱしから試してみた。

その方法は大きく4つ↓↓

  1. 低体重を必死でキープ
  2. 太もものトレーニングにいそしむ
  3. 太ももの隙間反対派のサイトを見る 
  4. みんなに相談

1つずつ詳細を書いていきます。

①低体重をキープ

まずは、
先ほどちらっと言った、
BMI16以下の体重をとにかくキープ。

たとえ太ももの隙間がなくても、
自分はこんなけ体重軽いんやから、
許されるやろ(太ってないやろ)
と思うことができた。

②太ももトレーニング

①よりはずいぶん前向きな方法笑

一世を風靡した足パカ運動や、
太ももに効きそうなトレーニングを
毎日愚直に続けた。

特に効果はなかったけども(´・ω・`

③太ももの隙間反対派の意見

太ももの隙間は危険だと
警鐘を鳴らすサイトも多くなってきた昨今。

「反対派の意見を知れば、
わたしの隙間への執着も薄れるかも…」
と思い、Google先生に頼ることに。

よさげなサイトを読みまくった。

なぜ太ももの隙間はなくていいのか。
その理由を骨格や、遺伝の観点から説明してくれている
サイトを片っぱしから読みまくる。

うんうん。
やんなやんな。
と思うものの、
でもわたしはこの人の言う
隙間ができない骨格や、
遺伝子ではないかもしれへん。
となると、
太ももの隙間がないと、
痩せてるってことにはならんよな…
むしろ、肥満ってことよな…
と結局振り出しに戻る。

長年培った価値観は、
ちょっとそっとでは消えてくれない。

④みんなに相談

もう何やっても隙間の呪いから解放されず、
耐え切れなくなった末の方法。

主治医の先生、パーソナルトレーナーさん、
夫、果てはいつもお世話になっているBAさんまで。

とにかく自分が信頼している人たちに、
Helpを求めまくった。

みんなが口を揃えて言ったのは
「隙間がなくても全然問題ないと思う」

(´・ω・`)

みんなが言うし、
そうなんやろうな。
隙間がなくてもいいやんな…
と自分に言い聞かせた。

そりゃあもう何度も何度も。

太ももの隙間コンプレックスからの解放

そんな隙間の呪いから解放されたのは、
ほんの数日前の出来事。

長年お世話になっている、
パーソナルトレーナーさんとの
会話がきっかけだった。

もう何度も相談してたから、
きっと困ってたやろうなと思う…

わたしが毎度のごとく、
「やっぱり太ももの隙間にあこがれます…」
と訴えると、
「もともとの骨格も関係してきますし、
無理に隙間を作ろうとしたら、
それこそBMI15以下にならないと
できなかったりしますよ(´・ω・`)
そもそも何のために隙間が必要か考えてみたら、
健康を失ってまで求めなくてもいいと思いますよ(´・ω・`)」
って。

これ聞いて、今まで強固だった
太ももの隙間の呪い
が成仏してく気配を感じた。

そっか…
やっぱり太ももの隙間を無理に作るのは、
健康にとってよくないんや…
そっか…
悔しいけど、しゃあないよな…
もう隙間のことは諦めよう…
叶わない夢を追いかけるのはやめよう。
って思えた。

ずーっとしつこく付きまとっていた
地縛霊がようやく成仏してくれた瞬間だった。

何年も何年も苦しんで、
何度も何度もみんなに相談して、
それでようやく成仏してくれた。

それ以外の呪い

他にもわたしに付きまとっている
呪いはまだまだ残ってる。

ただ、この隙間の呪い経験がもたらしてくれものは、
いつか呪いから解放される日がくる
ってこと。

粘り強く、自分の弱さと向き合って、
しんどい価値観を変えようとしていけば、
その努力は報われる。

ダイエットからこんな壮大な
問題に発展してしまうとは…

今の世の中、
ほんとに健康を害するような、
心身を追い込むダイエット論が
飛び交っているので、
惑わされず、自分を強くもつことが大事。

次は体重の呪いかな。
また解放されたらUPしまーす。

カウンセラーの先生が
おすすめしてくださった本↓↓

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ダイエットのことや、
なんかしんどいことが頭から離れん~
って人は試してみてください。

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