摂食障害と向き合って15年が過ぎた今。わたしが思うこと。

今日は改めてわたしの
摂食障害歴についてお話を
していこうと思います。

はじまりは高校一年生

わたしが摂食障害になったのは、
高校一年生の冬です。

摂食障害と正式に診断をされたのが
高校一年生になった歳の一月。

なので摂食障害になったのは
もう少し前の夏くらいからかな??

きっかけはダイエットでした。

晴れて志望校に合格して
これから新しい生活がはじまる。

期待と不安でいっぱいでした。

仲の良かった子と
高校が離れてしまうこともあり
うまくクラスになじめるかも
すごく心配でした。

それまでずっと太めの体型を
コンプレックスに思っていたので
これを機会にダイエットを決意したわけです。

やせてかわいくなれば
自信がついて友だちもできる。
かわいくなれば、みんなに好かれて
友だちもいっぱいできる。

最初はそんなささいなことが
きっかけでした。

中学二年生から摂食障害の兆しはあった

実はわたし、それより前の
中学二年生の秋ごろから
吐いて痩せるダイエットをしていました。

部活をやめて、おやつにポテチや
スナック菓子を大量に食べていたことが
原因で、体重が過去MAXまで太ってしまったことに
焦りを感じて、夕飯を吐くようになりました。

当時はそれが摂食障害だなんて思っていなくて
単純に「痩せたいから吐こう」ってくらいの
ほんとに軽い気持ちだったんです。

夕飯以外は吐いていなかったし
その分給食はがっつり食べてました。
給食のコッペパンにミルメークをかけて
もりもり食べていたような…

今もミルメークってあるのかな??👀

と思って調べたらあったよ☆

それでも体重は7キロくらい減った。
だけど誰にも気がついてもらえませんでした💦

でも受験を機会に吐くことをやめました。

吐くことをやめると体重も
戻ってきて、やはりリバウンドしました。

怖かったけど、それよりも
受験が大切だったので、勉強に打ち込む毎日。

そうしているうちに
だんだんと体重へのこだわりも減っていきました。

とにかく行きたい高校がある。
だから今はひたすら、それに向かって勉強あるのみ。

塾の自習室にこもって
毎日毎日勉強していました。

大変だったけど
とても楽しくて、充実していた記憶があります。

そして努力が実って志望校に見事合格。

めちゃくちゃうれしかったです。

だから余計に新しい高校での生活を
順風満帆にしたかった。

そんな理由からダイエットを決意したわけです。

いわゆる高校デビューがしたかった🌸

食事制限からスタート

ダイエットのためにしたことは
まずは食事制限でした。

自分が太ったのは絶対に食事にあると
思っていたので、徹底した食事制限をはじめることに。

高校からはお弁当だったので
小さめの一段のお弁当を持っていきました。

デザインは違うけど、トトロが好きだったので
これくらいの大きさのお弁当箱だった↑↑

運動は嫌いだったのでなるべく
食事制限だけでやせたかったんです。

多少ピラティスとかは本を見て
していたけど、あまり効果を感じられず…

そして食事制限はどんどんエスカレートしていきました。

4月からダイエットをはじめて4か月後。
高校生になってはじめての夏休みがやってきます。

その夏休みから、わたしのダイエットは
摂食障害まっしぐらに…

ダイエット一色の夏休み

夏休みなると、食事をもっともっと制限するように。

学校に行かないので、
あまり食べなくても大丈夫だと思ったんです。

このころから、食べものの重さを測って
カロリーを細かく計算するようになりました。

たぶん、一日に1000キロカロリーも
とっていなかったんじゃないかな…

菓子パンを食べるときも小さく切って
何グラムか測って…

とにかくカロリー計算を徹底しました。

なるべく少なく。
極限まで少なく。
毎日毎日カロリーとにらめっこしていました。

高校の友だちからお誘いがきても
カロリーの高そうなお店に
行くときはキャンセルしました。

カロリーのわからないものを
食べるのがだんだん怖くなってきました。

ドーナツやカレーパンを食べるときは
温めてからキッチンペーパーで油をとって
また温めて油をとって…
これを何回か繰り返して、
できる限り油を減らして食べていました。

ただ運動は本当にしていなかった(;´・ω・)

ピラティスをちょっとするだけで
あとは寝ていました。

夏に冷房をかけずに寝ると
汗をかいて、それで体重が少し減るので
とにかくカロリーを制限して
なるべく汗をかくように昼寝して、
体重を落とすようにしました。

危険なので絶対にマネしないで!!!

そんなゆがんだ努力が
実ってしまい、夏休み期間に
体重は6キロほど減りました。

それまでは、一ヶ月に
1,2キロのペースだったので
目に見えて体重が減って、
とてもうれしかったです。

人生で1番の達成感を感じていました。

生理がとまった

夏休みが終わり、新学期が始まりました。

まわりから「やせたね!」
と言われた記憶はあまりないのですが
(このころからクラスでも浮き出していたのかも)
家族は心配していたようです。

そして生理が止まりました。

よく覚えてないのですが
たぶん7,8月あたりから来ていなかったような気がします。

母に相談して近所の婦人科を受診。
先生からは「無理なダイエットが原因だから
せめて40キロは切らないように」
と言われました。

その先生のお嬢さんも昔摂食障害になり
大学生になった今でも悩んでいると
教えられました。

(自分が30歳になっても悩んでいるなんて
当時のわたしには想像できなかった)

9月の終わりころに婦人科に行ったので
そのころにはダイエット前の体重から
14キロくらいは落ちていたのかも…

記憶があいまいですが
生理が止まるころには体重は
40キロ前半くらいまで落ちていたと思います。

兄に腕を掴まれて
「腕の直径が俺の親指と
人差し指で作った輪っか分しかない…」
って言われたのは、なぜだか覚えています(笑)

そうやって婦人科に行って
先生と40キロは切らないようにと
約束したにもかかわらず
わたしのダイエットは止まりませんでした。

止めることができなかった。

どんどん食べる量は減って
体重もどんどん減っていきました。

40キロを切るまでに時間はかかりませんでした。

あれから15年

それから15年経った今でも
引きずっている摂食障害。

根っこが深いなぁとある意味感心。

今回はここまでにしておきますが
またこの後のエピソードも
少しずつ書いていきますね。

今の治療状況も含めて
みなさんに紹介していきたいです。

わたしのブログを読んで
同じような病気で苦しんでいる人
そしてその人を支える周りの人
そんな人たちの励みになるような
記事を書いていきたいです。

今日も読んでくれてありがとうございました🐇

明日も楽しいことを選ぶよう心がけましょう°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

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